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2006年9月28日 (木)

映画「武士の一分」

 推薦委員の仕事で映画「武士の一分」の試写を見てきた。

 名匠山田洋二監督の最新作である。山田監督は「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続いて、この作品で更なる美しい日本人像を描き出していた。日本人が持つ美意識、価値観がワンカットワンカットに込められていて見る者に古き良き日本人像を呼び覚ます・・・そんな作品である。
 演技陣では、主演の木村拓哉が妻を娶られその葛藤に苦しみながらも武士の一分を通そうとするまっすぐな武士像を好演。その妻加代を壇れいが新鮮に魅惑的に演じていた。
 武士の一分・・・豊かさの中にあって忘れてしまった現代人が、古き良き日本人の大事にしていた精神を思い出す秀作である。

2006年9月24日 (日)

映画の推薦委員

 今、私は、映画の推薦委員の仕事をしている。様々な映画を紹介し、評論などを書いているのだが、それらの一部がネットで見られる。興味がある方はご覧いただきたい。

 シネマ夢倶楽部http://www.cine-culture.jp/reco_movie.html

映画「長い散歩」

 推薦委員の仕事で映画「長い散歩」の試写を見てきた。

 深い感動がこみ上げてくる秀作である。俳優の奥田瑛二が映画監督としての揺るぎない個性を示す作品となっている。児童虐待、老人問題など現代日本が抱えている問題を取り上げながら、老人と少女の心の交流を丹念に追いながら人間賛歌の作品だ。
  演技陣では、なんと言っても枯れた老人の味わいを見事に演じた緒方拳の存在感と説得力には賞賛を送りたい。そして、児童虐待にあいながら老人との交流で次第に人間性を取り戻していく役を素直に演じた杉浦花菜。児童虐待を繰り返し子育てを放棄する母を体当たりの芝居で見せた高岡早紀も好演していた。
 劇場を出ると「長い散歩」にでも出たようなそんな感覚を抱く作品である。

2006年9月 3日 (日)

映画「ストーンエイジ」寒川上映

 昨日、映画「ストーンエイジ」が神奈川県寒川にて上映され、舞台挨拶に行ってきた。東中野でのロードショー以来始めての上映だ。

 とても感慨深いものがあった。寒川は映画「ストーンエイジ」のメイン舞台である「ひまわりの家」を撮影した土地である。そして、その「ひまわりの家」としてオタクを貸していただいた川口静子さんの土地である。しかし、川口さんはこの四月に亡くなられた。本当は、昨日あの会場で見ていただきたかったのだが・・・心からご冥福をお祈りいたします。川口静子さん・・・ありがとうございました。

 映画上映終了して、様々な方々に声をかけていただいた。感動が伝わってきて、胸が震えるものがあった。映画を作って良かったと、またつくづく思った。

 見に来てくださった方々、ありがとうございました。

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