映画「武士の一分」
推薦委員の仕事で映画「武士の一分」の試写を見てきた。
名匠山田洋二監督の最新作である。山田監督は「たそがれ清兵衛」「隠し剣 鬼の爪」に続いて、この作品で更なる美しい日本人像を描き出していた。日本人が持つ美意識、価値観がワンカットワンカットに込められていて見る者に古き良き日本人像を呼び覚ます・・・そんな作品である。
演技陣では、主演の木村拓哉が妻を娶られその葛藤に苦しみながらも武士の一分を通そうとするまっすぐな武士像を好演。その妻加代を壇れいが新鮮に魅惑的に演じていた。
武士の一分・・・豊かさの中にあって忘れてしまった現代人が、古き良き日本人の大事にしていた精神を思い出す秀作である。
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